MP4動画の音声を加工するなら、WAVに変換しましょう。Audacityや音楽制作ソフト(DAW)で編集する、声をきれいにする、インタビューを文字起こしする、別の動画の制作に使う、といった場面です。WAVは圧縮し直さないので、どの編集も動画の音声そのものから始められます。
MP4をWAVに変換する方法
- MP4動画を選びます(100 MB、音声30分まで)。
- 「WAVに変換」を押します。
- 音声をデコードするまで数秒待ちます。
- WAVファイルをダウンロードします。
WAVか、MP3か
| WAV | MP3 | |
|---|---|---|
| 圧縮 | なし(PCM) | 非可逆 |
| サイズ | ステレオで1分あたり約10 MB | 1分あたり約1.4 MB |
| 向いている用途 | 編集、ミックス、文字起こし、保存 | 聞く、共有する |
音声を聞いたり送ったりするだけなら、MP4をMP3にのほうが、同じ音で7分の1のファイルになります。WAVが役立つのは、音声を加工するときです。圧縮されたファイルは編集して保存し直すたびに少しずつ音質が落ちますが、WAVは落ちません。
WAVの中身
- 16ビットPCM:音楽CDと同じ形式で、どの編集ソフト、DAW、文字起こしツールでも開けます。
- 動画の最初の音声トラックと同じサンプリング周波数とチャンネル(たいてい44.1 kHzか48 kHz、ステレオ)。
- メタデータなし:動画のタイトル、日時、位置情報はWAVに入りません。
MP4の音声はもともと圧縮されているため、WAVが動画より良い音になることはありません。動画の音をそのまま、それ以上劣化させずにコピーしたものです。
制限事項
- 音声は最大30分まで:非圧縮のWAVはすぐに大きくなります(30分で約300 MB)。それより長い録音は、MP3に変換してください。
- 一度に1本、100 MBまで。音声のない動画は変換できません。
よくある質問
WAVがMP4動画よりずっと大きいのはなぜですか?
WAVは音声を圧縮せずに保存するため、中身に関係なく1秒ごとに同じ容量を使うからです。MP4は映像も音声も圧縮するので、その音声はWAVで同じ音声に必要な容量のごく一部しか使いません。
MP4から作ったWAVは劣化なしですか?
変換自体は劣化なしで、WAVは動画の音をそのまま、それ以上劣化させずに保ちます。ただし、MP4の音声は動画を撮ったときにすでに圧縮されていて、それは元に戻せません。
WAVはどんな設定で書き出しますか?
16ビットPCMで、サンプリング周波数とチャンネルは元の音声と同じです。たいてい44.1 kHzか48 kHzのステレオです。Audacity、Adobe Audition、Premiere、DaVinci Resolveなど、どの音声・動画編集ソフトでも開けます。
30分の制限があるのはなぜですか?
非圧縮のWAVは1分あたり約10 MBになり、30分でもう約300 MBになるからです。それより長い音声なら、聞く分にはMP3でも同じに聞こえ、容量は数分の1で済みます。